こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)と申します!
先日、Twitterでこのようなツイートをしました。
https://twitter.com/kaigo_webwriter/status/1300634184180887553?
僕は介護業界で10年以上働いていますが、これらはその中で見えてきたブラック介護施設の特徴です。
今回は、このツイートを深堀していくと共に、
という事についても紹介していきたいと思います。
ブラック介護施設の特徴9選【厳しめに解説】
ブラック介護施設の特徴は以下の9つです。
挙げたらキリがありませんが、、今回はこの9つに絞って深堀りしていきます。
雇用契約前に働かせる
仮に入社初日に雇用契約をするなら仕事開始一番にその時間を確保しておくのが普通ですが、
「とりあえず〇〇さんに付いて現場出てて、あとで呼ぶね」みたいなケースをたまに見ます。
この場合に注意したいのは「大事な事を後回しにされる」危険性があるかも知れないという事です。
こういった職場では、
- 言った事、言われた事をすぐ忘れる
- 頼んだ事をなかなかやってくれない
などと働き手に対してずさんな対応である事が多いです。
事故やヒヤリハットの原因が職員側前提
もちろん職員側の要因であることも少なくはありませんが、
何でもかんでも職員のせいにするような施設は紛れもなくブラックです。
場合によっては1職員に責任を取らせるような施設もあるくらいです。
管理者が無能
会社全体は良い風土だとしても、
各施設内で一番の裁量権を持つ管理者次第でブラック介護施設になりうるケースもあります。
- 明らかに特定の誰かをえこひいき
- 公私混同している
- 全く現場に出ず社員を駒扱い
このような管理者の施設ではブラックにならない方が不思議です。
LINEグループで悪口大会が開かれている
特定の仲間内で
- 仕事の愚痴
- 気に入らない人の悪口
をLINEのグループトークなどでやりとりしているような職場があります。
職員いじめにも繋がりやすいですし、グループ内の人も「自分も外されないか不安」といった所でしょう。
このような職場では、仕事の本質とは全く別のところで時間も精神も消耗してしまいます。
教育せず即戦力を求める
人手不足から新人に即戦力を求めるような施設があります。
そもそもこのような職場では「教育する人」が育っていないケースが多く、
場当たり的な対応で「見て覚えてね」というスタンスになってしまいがちです。
その為、新人の定着率にもバラつきがあり、「残る人は強い人」という構図が出来上がります。
これでは誰もが働ける職場では無くなるのも当然でしょう。
本当に必要なのは「教育者の教育」です。
一族経営
全ての一族経営の施設がブラックではありませんが、
ありがちな事として、
- 情報が筒抜け
- 結果ではなく気に入られてる度が重要
- ワンマン経営
である事が多いです。
一族経営かどうかは入社前にも調べられるポイントではあるので、念のため事前リサーチをしておく事をおすすめします。
その施設オリジナルの非常識な常識がある
ブラック介護施設では一般的な施設では非常識と思われる事でも、常識としてまかり通っている事があります。
また、この非常識な常識というのは往々にして「なぜそうなっているのか?」という説明が出来ません。
問題提起をしたところで「そんな事は常識でしょ!」の一言で終わり。
レアケースではありますが、そんな施設があるのも事実なので気をつけたいです。
新人や派遣への嫌がらせ
下記のツイートの通りです。
https://twitter.com/kaigo_webwriter/status/1297813422243844096?
- 挨拶は無視
- 何か聞いても嫌な顔
- わざと聞こえる声で陰口
- いちいち行動を監視して粗探し
このような職場で働けという方がどうかしてると思います。
辞めると言っても強引に引き止められる
職場を辞めると伝えた際に、「待遇の改善」などで引き止められるならまだしも、
半ば脅しのような強引な引き止めをしてくるような職場があります。
しっかりと辞める意志を伝えましょう。
ブラック介護施設の見極め方【方法はひとつ】
ここまでかなり厳しめにブラック介護施設の特徴を紹介しましたが、実際は入社してからでないと分からない事がほとんどです。
その為にも、必ず職場のリサーチを行いましょう。
- 施設見学
- 転職エージェントなどからの情報収集
- 気になる箇所の質問
を徹底的に行い全身全霊でその職場が安全かどうかを確認する必要があります。
転職エージェントに関しては以下の記事をぜひ参考にしてください。
まとめ:ブラック介護施設で働き続けるのは高リスク
もしも、自分が働いている施設がブラックだと感じたらやはり辞めるのが賢明だと思います。
先ほどのツイートにもあるように、
「 転職回数よりも心に傷を負ってこの先働けなくなる方がリスクが大きい。 」
という事です。
実際に、休職や療養を余儀なくされるケースもありますので、まずは自分の精神衛生を最優先にして判断する必要があると感じています。
という事で今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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