どうも!佐久間(@kaigo_webwriter)です。
自分は以前デイサービス(地域密着型通所介護)を立ち上げようとしていた時期がありました。元々がデイサービスの施設長や営業職をやっていたという事もあり、やり始めてからの集客等には自信があったのですが、話を進めていく中で残念ながら断念したという経験があります。
割と時間を費やして計画していただけに非常に残念な経験でもありますが、これからデイサービスや介護サービスなどを立ち上げる方にとって為になる事が少しはあるのかなと思いましたので書いていきたいと思います。
それでは、つまずいたポイントという事ですが、自分はまず初っ端からでした・・・(笑)
✓会社の立ち上げ方が分からない
デイサービスをはじめとする介護保険サービスは原則として法人格(会社)がないと指定申請が不可能です。
会社の立ち上げ方すら知らなかった自分が、介護保険の決まりにも目を通しながら書類作成や手続きをしていく事に限界を感じ、結局サポートを使う事にしました。
自分は下記のカイポケというサポートサービスを使いました。
使った結果、順調に進み、かえって費用が抑えられました。
自分がカイポケにお願いした事
・法人登記の一連の手続きのサポート
・商圏調査(デイサービスを立ち上げる予定の市町村のマーケット状況)
・日本政策公庫の担当者を紹介して貰えた(融資を受ける予定だったので)
介護保険を運営していく会社を立ち上げる場合はこのサービスをはじめとするサポートは使った方がいいです。圧倒的に楽ですよ。
あと介護保険サービスを運営する場合には、定款の事業目的に必要な文言を入れておく必要があったりするのですが(指定申請の際に必要)、そういった専門的な情報も教えてくれます。
少なくとも自分はこれがないと先に進めませんでした。
✓機能訓練指導員がなかなか見つからない
求人についても苦労しました。
デイサービスでは介護職員が有資格者である必要はないのですが、配置基準のひとつ”機能訓練指導員”に関して資格者である必要があります。(看護師・理学療法士・作業療法士など)
知り合いの看護師に一斉に連絡してやっと見つけました。
改めて考えても非常に不安定だったと思います。
ちなみに先ほど紹介した上記のカイポケでは職員の求人が無料で出せるので同時に設定しておけば良かったと後悔してます。
✓物件が見つからなかった
最終的に自分が断念した理由ですが、物件が無かった事です。
デイサービスとして使うには数多くの条件があり、
良さそうな物件があれば(とにかく広い物件がそもそもあまり無い中で)内見に行っては間取りを図って市役所へ行っての繰り返しでした。。
自分のPCには20数件の物件の平面図データがまだ残っているくらいです(笑)
ですが上手くハマらず予定していた地域から段々と離れていくので、良い物件があったらという事で自然消滅した感じです。
金銭的な面ではある程度マークしていたのですが、意外な所でつまずいたなと自分で思います。
最後に
デイサービスを立ち上げようとする過程で得た知識や経験は自分にとって価値のあるものとなりましたので、残念ではありますが100%の後悔はしてないです。
あと、こればかりはタイミングに左右される部分もあると思うのでもしかしたらまたデイサービスの立ち上げについては考えるかもしれません。
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