【介護の職場】パワハラを受けている時に取るべき行動3選

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こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)です。

介護の職場でのパワハラ、実は僕自身も受けていた事があります。

  • 機嫌の悪い上司からの八つ当たり
  • お局やその取り巻きからのいじめ

などなど、割と経験豊富な方だと思っています…

また、Twitter等のSNSを見ていてもこの手の話はよく目にするので、介護の職場でのパワハラは依然として少なくはなっていないように思えます。

という事で今回は、そんなパワハラの被害に遭った時はどうすれば良いのか?という事を、自らの為にもここにまとめていきます。

パワハラを受けている時に取るべき行動3選

パワハラを受けている時に取るべき行動

『記録』必ず残したい

まずは、された事を細かく記録していきます。

この記録に関しては、そのあと使うにしても使わないにしても有効的です。

「許せる事があるかも」と言ったら語弊があるかも知れませんが、記録を残す為にされた事を整理して書いている内に気持ちが落ち着いてくるというケースも個人的には多くありました。

もちろん、日常的にパワハラを受けているなどの深刻な状況であれば、その記録をもとに外部の機関へ相談する事が可能(相談先は後述します)ですので、どちらにせよ記録はマストで残すようにしましょう。

そして記録方法ですが、

基本的には「5W1H」を意識して書いていけば整理された記述になると思います。

ちなみに5W1Hとは、

  • だれが
  • いつ
  • どこで
  • なにを
  • なぜ
  • どのように

という事ですが、

「どのように」に関しては「パワハラを受けて自分の状態がどうなったか」という形に変えて書いても良いかと思います。

これをノート等に書いていく訳ですが、その際の注意点としては、必ず消えないペンで書くことが重要です。

えんぴつやシャーペンだと後で書き換える事が出来るという理由から証拠として弱くなってしまうようです。

また、パワハラを記録する方法のひとつに、ボイスメモを残すというものがありますが相手に無断で録音するという点に不安を残します。

法律的に問題ないかという部分はグレーゾーンで、ケースバイケースと言われています。(もちろん承諾を得て録音するなら問題はありませんが、それでは効果がありませんからね…)

なお、この相手に黙って録音する方法は「秘密録音」と呼ばれており、グレーゾーンとは言ってもパワハラに関する場合はほとんどのケースで証拠能力を認められているそうです。

仮に訴訟を起こす場合などは強力なアイテムとなる秘密録音ですが、リスクが全くない訳ではないと考えた方が良いでしょう。

もし、秘密録音を考えている場合は、後述する相談先へ一旦相談を持ち掛けてから動いた方が良いと思います。

『転職』スピード解決

職場でのパワハラに悩まされている場合は、シンプルにそこから離れてしまうのが最も早く、揉め事もない解決方法です。

パワハラの事実を記録して、相談したり思い切って訴訟を起こしたりするのも一つの手ですが、「早く関係を切って、二度と関わりたくない!」と思う人の方が多いはず。

そして、ここでは2つのポイントを押さえて欲しいと思います。

まずは、辞める意思を強く持つという事です。

職場によっては(というか、ほとんどの職場では)引き止めをしてきます。

辞めたいと伝えた瞬間、あなたを職場から逃がさない為にコロッと態度を変えてくる狡猾な人たちもいますが、もちろんそこに優しさは一切含まれてはいません。

法律的には「民法627条」を調べて貰えば分かりますが、辞める意思を伝えてから2週間で辞められます。

年俸制の人や雇用期間がある人でもやむを得ない事情があれば辞められます。

ちなみに、就業規則で1ヶ月前や2か月前の申告が必要とある場合も多いですが、これはあくまでマナー的な問題で法律的な拘束力がある訳ではありません。

これを踏まえ、絶対に辞めるという強い意志を持ち、強引な引き止めにも負けない事が重要です。

2つ目のポイントは次の転職を失敗しない為の方法です。

インターネットで会社の評判を調べたり、信頼できる転職エージェントを使うのが良いでしょう。

もし次も介護で仕事をしようとお考えならば、介護の求人に特化した転職エージェントはこのサイトでもまとめていますので下記のリンクからチェックしてみてください。

転職エージェントは職場の裏事情なども取り揃えているので、求人を探す以外にも情報収集目的での活用も出来るのがポイントです。

『相談』4つの相談先を紹介

パワハラに関しての相談が出来る機関を4つ紹介します。

 総合労働相談コーナー
総合労働相談コーナーパワハラを含めて労働に関するあらゆる問題の相談が出来る。

 労働条件相談「ほっとライン」
労働条件相談ほっとライン違法な労働時間を強いられていたり、賃金不払い残業などの問題があればこの機関に相談したい。

 法テラス
法テラス法的な事に関してはこの機関に相談できます。

 みんなの人権110番
みんなの人権110番人権について詳しく聞きたいならこの機関に相談したい。

以上の4つの機関がパワハラについて相談できる代表的なものになります。

先ほどの秘密録音のように何か行動を起こそうを考えている場合も独自の判断で行うより、専門家の意見を聞いてからの方が良いと思います。

また、相談する際には、先ほどお伝えしたようにパワハラの記録も携えておく事で、そのケースに合った詳細なアドバイスを受ける事が出来ます。

その為にも記録は必ず残しておくようにしてください。

まとめ

今回は、介護の職場でパワハラを受けている時に取るべき行動3選を紹介しました。

パワハラを受けている場合は、まずは記録は取るようにして欲しいと思います。

そして、改めて「もう関わりたくもない!」と思うのならば転職を。

その職場で働き続ける為や、受けたパワハラに対して行動を起こしたいのであれば、各機関に相談してみてください。

冒頭でも言いましたが、僕自身もパワハラを受けていた事があります。

その際、転職が頭によぎりましたが、同時に「転職回数を増やす事はリスクなんじゃないか」とも思いました。

しかし、考えてみれば転職回数を増やす事よりも、心を病んでしまいこの先ずっと働けなくなる事の方がリスクが大きいと考えなおし転職を決行しました。

でも正直、今でも当時の情景がフラッシュバックする時や、夢に見る事もあります。

それを踏まえて、今パワハラを受けている方に強く伝えたいのは出来るだけ早く行動して欲しいという事です。

僕のように自分で思っているよりもダメージを受けているという可能性があり、後になってそれが出てくる事があるからです。

あるいは転職。あるいは相談。いずれにせよパワハラを受けているのにも関わらず、それを我慢するのは危険です。

僕自身も再度パワハラの被害を受けた際には、この記事を見返して早めに行動していきたいと思っております。

という事で今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。