どうも、佐久間(@kaigo_webwriter)です!
僕は介護業界でもうかれこれ10年程働いていますが、
今回はその中でリアルに見てきた介護士の派遣という働き方の”デメリット”にフォーカスしていきたいと思います。
これから派遣で働こうと考えている人は一度読んでみる事をおすすめします!
派遣介護士の5つのデメリット
今回挙げる派遣介護士のデメリットは以下の5つです。
順に解説していきます。
契約更新が出来ない可能性があり不安定
言わずもがな派遣で働く場合は契約期間というものがあり、
短くで1ヶ月、長くても半年程の短期間である事が多いです。
その都度更新が出来ればひとつの職場に留まる事は可能なのですが、介護施設の実情としては単価の高い派遣介護士よりもパートや正社員のような直接雇用の方が言い方は悪いですがコスパが良いのは事実です。
つまり、基本的に介護施設は穴埋め的な感覚で派遣介護士を使っているという事は理解しておいた方が良いです。
派遣という働き方に慣れている方は、万が一契約更新が出来ない時に備えて次の職場の目星を付けておくなどの対策をしていました。
仮にコンスタントに契約更新が出来そうな状況にせよ、
派遣の場合はひとつの職場にいれるのはどんなに長くても3年間が限度なので、腰を据えてとなると難しく、この部分はやはり高時給の代償のように感じてしまいます。
長期的に見て給料が上がらない
短期間の勤務を考えている場合はメリットが多い派遣ですが、長期的な勤務を考えている場合はよく考えた方が良いという話です。
基本的に派遣の場合は昇給はないと思った方が良いです(中には交渉によって単価を上げる強者もいますが・・)。
反面、正規雇用であれば毎年の昇給や評価制度によってしっかりと仕事をこなしていれば少なくとも着実に給料が上がるので、長期的に見たときはこちらに軍配が上がるでしょう。
また、派遣はボーナスもない事がほとんどなので年間を通じて月給のみでやりくりする必要もあり辛いところです。
有休が取りにくい可能性がある
福利厚生的なデメリットとしては有休が取りにくい事が挙げられます。
直接雇用者であれば「〇〇日有給使わせてください」の一言で済むことろを、
派遣の場合は、派遣先と派遣元それぞれに許可を取ったり申請用紙を記入したりと、
単刀直入に言ってめんどくさい手続きが多いです。
もちろん派遣だと有給自体がないという訳ではないのでそこまでのデメリットではないですが、地味に大変です。
派遣だからといって責任が軽い訳ではない
まれに「派遣は単純作業しかやらされない」というような事を耳にしますが、
介護派遣の場合だと、基本的には直接雇用者と同じような働きを求められる事が多いです。
むしろ、派遣=即戦力と見られる事も多く、実際は社員より責任の重い仕事をしているような派遣の方も割といるくらいでした。
職場によって派遣にどこまでをさせるかは様々ですが、上記のように捉えている施設の方が多い気はしますのでその点は踏まえておくべきでしょう。
派遣に頼る施設はあまりいい施設ではない可能性がある
先ほども言いましたが、施設は出来るだけ直接雇用者で固めていきたいと思っているはずです。
その為、派遣に頼るという事はそれだけ人手不足だという事になります。
人があまり辞めない施設などでは、派遣を全く使わないというところもあります。
何が人手不足の原因かはそれぞれですが、中には、
- 人間関係が悪い
- イジメが横行している
などの劣悪な職場環境であるケースもないとは言い切れないでしょう。
派遣で働く場合は、その点も考慮しつつという事になります。
デメリットを考慮した上でのベストな派遣の働き方
派遣介護士には今まで挙げたようなデメリットがありますが、それでもやはり高時給なのは大きいです。
その為、半年未満の勤務(正社員までのつなぎ等)を考えている場合は派遣もありなのではと個人的には考えています。
また、派遣にしてもパート・正社員の直接雇用にしても派遣会社や転職サイトはよく選びましょう。
下記の記事に口コミや評判の良かったものをまとめていますので是非活用して良い職場を見つけてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は派遣介護士のデメリットについてまとめました。
これから派遣介護士として働こうと考えていらっしゃる方は注意してほしいと思います。
という事で今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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