こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)です!
先日、Twitterで下記のようなツイートをしました。
自分が見てる中では、介護の仕事をしてる人って(良い意味で)給料に見合わない働きをしてる人達ばかり。事業所や利用者の為にと進んでサビ残してたり。だから介護事業の経営者にはその善意に応える方法を問い続けて欲しい。そしたら人手不足にはならんよ。感謝を忘れて外車選びに行くようならおしまい😱
— 佐久間@介護のお仕事ラボ (@kaigo_webwriter) October 28, 2020
自分が見てる中では、介護の仕事をしてる人って(良い意味で)給料に見合わない働きをしてる人達ばかり。
事業所や利用者の為にと進んでサビ残してたり。だから介護事業の経営者にはその善意に応える方法を問い続けて欲しい。
そしたら人手不足にはならんよ。感謝を忘れて外車選びに行くようならおしまい。
このツイートで伝えたかったのは、人手不足だと嘆く介護施設は介護士への感謝をもっと形にしていかないと最悪の結末を迎える事になる。という事です。
今回はこのように断言する理由と、介護施設が持つべき考え方について深堀りしていきたいと思います。
介護士はどの施設からも引っ張りだこ
介護士の需要は非常に高く、ほとんどの介護施設が人手不足に陥っている状態です。
極端な話、そこの施設で働いている経験があれば、隣の施設の面接にも受かります。
そこで仮に、隣の施設の方が給料が高いとしたらどうするか。
僕なら時期を見て転職すると思います。
介護施設側はまずこのように「いつ辞められてもおかしくはない」という前提背景がある事を知るべきでしょう。
その施設で働き続けるメリットを作る
介護士にいつ辞められてもおかしくないという背景の中で、
その施設で働き続けてもらうにはシンプルに介護士がそこで働き続ける事で得られるメリットを作れば良いわけです。
中には、「資格手当や育児休暇制度がある」みたいに言う人もいると思いますが、
残念ながらそれは他の施設でもやっています。(もちろん周りの施設が全くそのような制度を取り入れてない地域であれば光りますが)
それよりも、その施設独自のキャリアアッププランを作ったりする方が賢明です。
狙いとしてはそこで働き続けている上司や先輩を見て3年・5年・10年後の自分のポジションや待遇を意識してもらう。
そうする事でその施設で働く事での将来性が見出せるという感じです。
年数に合わせて給料を上げるのもそうですが、別の仕事も任せて知識や経験という価値も感じてもらう形で運用出来たら最高でしょう。
しかし、僕が見てきた施設では介護士に何年経っても何の学びも無いようなルーチンワークをさせて、昇給は僅かという環境で働かせているという所もあり、
そのような施設ではやはり職員が定着せず万年人手不足で常に求人募集をかけている印象がありますね。
ただ、中には予算に余裕がなくこのような制度を取り入れる事が出来ない。といった施設もあると思いますが、
そのような施設には人が集まらないのか?という事について次の章で解説していきます。
良い施設は人を選ぶのではなく、来てくれた人に感謝して大事に扱っている
結論は見出し通りです。
たとえ周りと比べて給料が少し低くても、鬼のように働きやすければ続けようと思う人も中にはいると思います。
そのような施設では介護士を本当に大切に扱っています。
例えば、事あるごとに労いの言葉をかけていたり、何か頼み事をする時でもすごく丁寧だったりします。
中には「それが何になるんだ」という考えの方もいると思いますが、やはり人対人なのでこのような点は非常に大切になってきます。
予算がないという施設でもこのような介護士への感謝の気持ちを持てば十分に人は集まるでしょう。
介護施設と介護士はwin-winであるべき
今や介護士が介護施設を選ぶ時代になりました。そこで働く価値を提供出来なければ介護士は愛想を尽かし他の施設へ行ってしまいます。
これからはその施設に来てくれた介護士を大切に扱い、メリットを与え、気持ちよく働いてもらう。
そうする事で介護施設側は人手不足に悩むことは無くなるというwin-winの関係を構築する事が出来ます。
この時代、人を選べる介護施設は給料を倍支払えたりする所だけです。
おわりに
最近は、売上不振ではなく、人手不足で倒産・事業縮小する介護施設というのも多くなってきましたが、
その原因は、介護施設に「働いている介護士への感謝」が不足しているからだという理由について解説していきました。
特に人手不足の介護施設の経営者の方は一度この点について考えていただきたいと思う所です。
という事で今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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