こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)と申します。
僕は介護業界で10年程働いており、現在はコンサルの傍ら現役の介護士として現場業務も行う事があります。
いきなりですが、「介護はきつい仕事」そんなイメージを持っている人はたくさんいると思います。
メディアやネット上などでも、介護に関するネガティブな意見はたくさん飛び交っています。
僕自身それを見ると「介護は本当にいつもきつい部分だけ取り上げられてるな」と思ったりします。
そこでこの記事では、現役介護士が感じる介護の仕事の楽だと思うポイントについて、詳しく解説していきます。
実際、介護の仕事ってきつい?→職場によって天地の差あり
介護士と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。
現在、介護業界で働いている方や、身近にそういった方がいる場合は最近の介護事情を踏まえ、少しは良くなっているのかも知れません。
しかし、きっと多くの人は、
などのマイナスのイメージを抱くと思います。
また、実際にこれらの意見がネット上に投稿されているのも事実です。
しかし、これらの「きつさ」というのは単なる結果でしかありません。ほとんどの原因は人手不足から来ています。
つまり、「介護=きつい」のではなく「人手不足の介護現場=きつい」という事になります。
✔下記の記事で詳しく解説しています。
参考記事:きつい仕事と言われる介護、実際に働いてみて分かった『きつさの原因』とは?
という事で確かに人手不足の介護現場は往々にしてあるので「介護はきついか?」と問われた時に、これを全否定することはできません。
ただ、介護は「きつさ」についてはよく取り上げられますが、その裏に介護士が楽だと感じるポイントもいくつか存在するのです。
介護の仕事が楽だと感じるポイントは?【5つあります】
それでは、現役介護士が楽だと感じるポイントについて見ていきましょう。
上記の5つが挙げられます。順に説明します。
通勤が楽(満員電車を避けられる)
介護施設は、家から近い職場を見つけやすいです。
何故なら介護施設は全国各地、駅前に限らず郊外にもたくさんあるので、歩きや自転車で通勤している方がほとんどです。
仮に少し遠かったとしても郊外にある職場なら駐車場がある場合が多いので車で通えます。
満員電車が苦手という人にとっては通勤が楽になるのは大きなメリットです。
仕事が1日で完結する
そして、仕事が1日で完結することも介護の仕事が楽だと言えるポイントの1つです。
一般企業の場合は、1つの仕事を数日、数週間、もしくはそれ以上かけて行うこともありますが、
介護士の場合はその日の決まった業務を行えばOKです。
もちろん、施設でイベントを行う場合には、数日かけて準備を行うこともありますが、基本的には仕事が1日で完結しますので、気持ちの面でも負担が少ないです。
夜勤がある事で休みが多く感じる(個人差あり)
言わずもがな夜勤明けは休み扱いとはなりませんので、
慣れてくれば次の日が休みの場合は2連休に感じることもあります。
ただ、こればかりは体質次第であると思っています。
実際に「夜勤で働きたい人」と「夜勤で働きたくない人」は介護業界の中でもきっぱり分かれています。
飲み会が少ない(全員が集まれないから)
続いては、一般企業に比べて飲み会が少ないということです。
なぜかというと、
- 子供を持つ主婦層が多い
- 24時間体制の施設が多い
という事で、なかなか参加者が集まらないからです。
飲み会が頻繁に開かれると大変に感じてくると思いますが、介護士であればその可能性は低いでしょう。
時間が早く過ぎると感じる
介護士は、1日の中でやらなければならない仕事が多いです。
これをデメリットと捉える人もいますが、逆に時間があっという間に過ぎますので、
「まだ〇時か・・・退勤まであと〇時間もある・・・早く帰りたい」
というような状態を避けることができるのです。
楽な介護施設はないが、きつい介護施設はある
ここまで介護士が楽だと感じるポイントを解説してきました。
ただ、1つ語弊を生まない為に言っておきたいのは「楽な介護施設はない」ということです。
やはりどの介護施設も、高齢者の方の命を預かっているため、体力も気も使いますので介護士という仕事自体が楽という事ではないです。
ただ、先に説明したように「きつい職場」があるのは事実です。
これから介護士として働こうと思っている方はそのような職場を選ばないように注意して欲しいです。
下記の記事で介護施設の情報をたくさん持っている介護士専門の求人サイトをまとめているので良かったら参考にしてください。
まとめ
マイナスイメージが定着してしまっている介護業界ですが、情報を掘り下げてみると、意外なメリットを見つけることもできるのです。
そのため、少しでも介護士に興味を持っているのであれば、是非挑戦してみることをおすすめします。
という事で今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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