こんにちは、元デイサービス管理者の佐久間(@kaigo_webwriter)と申します。
介護職の面接、めっちゃ対策して行ったのに不採用になった・・なんで落ちた⁉
こういった悩みに対しての記事を書いていきます。
面接の基本的なポイントは「身だしなみ」や「声のトーン」といった事などが挙げられると思います。
しかし、このような面接対策をしっかり押さえて行っても不採用になってしまうケースは少なくありません。
という事で今回は、完璧な対策を積んでも面接に落ちてしまう理由とその対策について、採用担当側からの視点で解説していこうと思います。
完璧な対策を積んだ人でも面接に落ちるのはなぜか
完璧な対策を積んだのに面接に落ちてしまう場合は、
・入社する意思がないと思われた
・台本を作り込んでいる
・プライドの高さがにじみ出てしまっている
もしかしたらこの3つに該当している可能性があります。
順に解説していきます。
入社する意思がないと思われた
介護の資格も経験もあり、面接時の対応も素晴らしい。
でも、採用担当者によっては「あなたがすごいのは分かったけどここで働きたいの?」みたいなるケースがたまにあります。
✔採用担当者は内定辞退や早期退職を思っている以上に恐れています。
介護職の求人倍率は約4倍です。簡単に言えば、4施設に対して1人しか求人応募がないという事になります。
採用担当者によっては「どうせ他の良い所に受かったら辞退するんでしょ?」みたいに捉える人も中にはいるので、
入社意思は前面に押し出していった方が良いです。
台本を作り込んでいる
面接時に聞かれそうな事に対してあらかじめ台本を作って答えを用意しておくようなパターン。
台本がある事によって、かたい雰囲気を自ら作り出してしまう事があります。
また、台本に意識を持っていきすぎて想定外の質問が飛んできた時にテンパってしまう危険性も出てきます。
ここが完璧な面接対策が裏目に出てしまう部分です。
「じゃあどうすればいいの?」という事になりますが、
伝えたいキーワードを箇条書きで押さえておけばOKです。
面接時には下記の4つを聞かれる事が多いです。
- 前職の経験
- 転職理由
- 志望理由
- 自己PR
この4つについて、それぞれ伝えたいキーワードを箇条書きで決めておく事だけに留めておくのがおすすめです。
例)
1.前職の経験
- デイサービスで主任を担当
- チームワークの重要性を学んだ
2.転職理由
- 違う形態の施設で働きたいから
- スキルアップしたいから
3.志望理由
- 資格取得応援制度があるから
- やりがいを持って働けそう
4.自己PR
- 主任経験で培ったリーダーシップ
- 離職率を下げた
- 責任感が強い
こんな感じで4つの質問に対して「これだけは伝えたい」というポイントを箇条書きで決めておけばOKです。
「でもそれだと緊張して上手く話せなさそう・・」という場合ですが、
僕は「採用担当者も緊張している」と考えるようにしています。
立場はどうあれ初対面の人と会って緊張ゼロっていう人は中々いないです、相手も同じだと思えば少し気が楽になるかと思います。
プライドの高さがにじみ出てしまっている
これは実際に僕がデイサービスの面接を担当していた際の話ですが、
応募者が「有料老人ホームの施設長」という経歴をお持ちの方でした。
その方は、面接時に施設見学の際に掲示してあるレクリエーションカレンダーを見て「もっとイラストを入れた方が明るくなると思いますよ。今は無料で使えるイラストがインターネット上にたくさんありますから」といきなり・・
良かれと思っておっしゃって頂いたとは思いますが、ここはあくまでも面接の場面、
そこで協調性がない判断をされ不採用にされてしまう危険性があります。
特に介護業界は仕事が出来る事以上に協調性が重要視されやすい世界だと思います。
謙虚になる事は簡単ではありませんが(過去に実績がある方は特に)、忘れてはいけない事ですね。
最後に:会社側の原因で落ちる事もあるから気にしすぎはダメ
面接に連続で落ちてしまうと、自分の能力不足を疑いたくもなりますが、
面接に落ちるのは会社側の原因である事も少なくありません。
・実は採用予定人数をすでに確保していた
・条件と合わなかった(会社側が明確な条件を出していない)
・採用担当者側のミス
これらが原因になっている可能性もあります。
問題は、求人の鮮度と信頼性です。
介護業界専門の求人サイトであれば担当者による各求人の精査が行われるので、上記で挙げたような原因で面接に落ちてしまう事はほぼ防げます。
このサイトから登録者が一番多いのはかいご畑という求人サイトです。(完全無料です)
という事で今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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