こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)です。
施設長に「給料が安いから辞めたい」なんて言い出せない・・無難に退職出来そうな理由が知りたい。
という事で今回は介護職の方が円満に退職しやすい理由を取り揃えてみました。
ちなみにすべて僕の頭の中でシミュレーションして、すべて円満退職済みです(笑)
真面目な話をすると、実際に使用した手段や失敗を経て改善した部分が多くありますので、参考にして頂ければと思います。
円満退職にはポジティブorやむを得ない理由が必要
本音の退職理由ってネガティブな理由が多いですよね。人間関係とか・・
しかし、言わずもがな「〇〇さんと働きたくないから辞めたい」などとストレートに伝えるのはどんな事があっても控えるべきです。
特に次の仕事も介護職として探す場合、辞める職場の人と次の職場の人が繋がっているパターンが割とあります。
やはり退職理由はポジティブな理由か、やむを得ない理由にした方がスムーズ&円満にいきます。
それでも「どう考えてもネガティブな理由しか浮かばない」という場合、
これから紹介する退職理由を参考にしていただければと思います。
「確かにそれもある」という場合はぜひ使ってください!
全く当てはまらない時は・・・嘘も方便かなと個人的には思います。
どちらにせよネガティブな理由をそのまま伝えるよりは円満に退職出来ると思います。
それでは退職理由のバイキングと行きましょう!(笑)
介護職におすすめの退職理由11選
両親の介護
はい。キング・オブ・退職理由ですね。
しかし、この理由を嘘で使う場合は、状況を具体的にイメージしておく必要があります。
「どんな病状なの?」「自分一人で介護するの?」などと突っ込まれた時に「・・・」となってしまった一瞬のスキで嘘だと見抜かれる危険があります。
一方で「個人情報ですから」と詳細は一切答えない、というのも手ですね。
実家の仕事を手伝う事になった
これもやむを得ない退職理由の一つですね。
上記の「両親の介護」もそうですが、会社側ではどうも出来ない理由なので引き留める事が難しくなると思います。
生活リズムを家庭中心に回したい
夜勤・土日出勤・突然の呼び出しなど、生活リズムが崩れる可能性がある介護職だからこその理由とも言えるでしょう。
自分は辞めたくないけど、家族が不満を持っているみたいに伝えれば自然と「仕方ない」と思ってもらえるはずです。
また、運が良ければ自分の好きな条件を提示して、転職せずとも良い環境に改善することもできるかもしれません。
スキルアップの時間を作りたいから
看護学校に行きたい。失業保険をもらいながら資格の勉強をしたい。などのポジティブな理由。
「この職場で働く事で自分の新しい可能性が見えてきたんです」みたいに感謝を添えて伝えると上手くいくと思います。
違う形態の施設で働いてみたい
デイサービス・有料老人ホーム・訪問介護など同じ介護でも形態が違うと、業務内容も大きく変わってきます。
スキルアップと似通う部分もありますが、違う形態の施設での経験も積みたいからという理由も、介護職としてポジティブな理由でアリだと思います。
人の死に耐えられなくなったから
介護職として人の死に直面するケースがあります。
非常に辛い事なので、もちろん乗り越えられない時だってあると思います。
退職理由としてはストレートに伝えても分かってくれると思います。
持病の悪化や病気による退職
持病の悪化や病気で体力的にキツくなってきたからという理由。
自分の身体の事は自分にしか分かりません。
ただ、単純に「病気なので」と伝えるだけでは円満とは言えないかもしれません。
でも「続けたいと思い、必死にやっておりましたがやむを得ずご迷惑をおかけする前に辞めたいと思いました」とあくまでも仕事には前向きであった事と会社の事を思って辞めるという意思を伝えましょう。
ヘッドハンティングされた
一見会社側にとってマイナスイメージですが「御社で培ったノウハウによって、このような機会に恵まれました。」と感謝の気持ちを伝えれば嫌な気持ちになるひとはいないでしょう。
引っ越し
ちなみに僕は過去にこの理由(嘘)で辞めた事があります。もちろん生活圏は変わってないので同じ職場の人とすれ違う事もありました。特に100均で。
目は絶対に合わせず、鬼のような形相でその場をやり過ごさなければならない。
この理由を嘘で使う場合のデメリットです。
突然の職場の環境変化に耐えられなかったため(職場の変化を理由に)
入社した時は円満にいっていましたが、突然上が変わった、異動になった、今まで求められていなかった仕事をさせられたとなると、やり方によっては会社都合で退職出来るチャンスではあります。
ただ、あくまでも円満退職という視点では、環境に適応できなかった自分の問題という理由にするとスムーズにいくと思います。
最終手段・・・言えない(一身上の都合)
ネガティブな理由も伝えたくないし、下手に嘘をつきたくない場合は一身上の都合で押し通すのもひとつです。
我慢比べです。
「あなたのためを思って言えません!」くらいのスタンスで。
円満退職のコツ
辞めたい意思を固める事
もし今辞めたい気持ちが100%ではない場合は辞めたいという事は言わない方がいいです。
一度「辞めたい」と言ったあと、説得されて続けるというパターンは確実に不利になるので、
前言撤回は出来ないものと心を決めるべきです。
また、経験上どんな理由を使ったとしてもこの辞めたいという気持ちの強さ次第でスムーズに退職出来るかどうかが決まります。
嘘の理由を使う場合は状況を具体的にイメージする事
両親の介護の部分でも触れましたが、嘘の理由を使う場合「状況を突っ込まれる」事があります。
事前にイメージを膨らませておき、すぐに答えられるようにしておけば大丈夫です。
「嘘に嘘を重ねるのはどうなの?」と思うかも知れませんが、円満退職の為には嘘の理由を使うと決めたら最後までつき通す事が重要です。
会社の事は否定しない事
退職を伝える人は、今後もそこで働いていく人です。
そんな人に会社のここが嫌だと伝えるのは得策ではありません。
また、会社の事を否定すると「改善するから」と退職を阻止してくる可能性もあります。
あくまでも個人的な事情の為だと伝わるように言うのが円満退職のコツだと言えます。
退職意思を伝える前にする事
スムーズに退職する為にも、退職意思を伝える前に次の2つを実行します。
✔次の職場を事前に決めておく事。
✔退職後の手続きを確認する事。
次の職場を事前に決めておく事
次の職場が決まっていれば、辞める決心が途中で揺らがないというのはあると思います。
もし次も介護職として働こうという場合はかいご畑で仕事を探す事をおすすめします。
介護専門求人サイトなので介護職非公開求人も多くこのサイトからも最も登録者が多いです。
退職後の手続きを確認する事
介護職を辞めた後にする手続きに関しては、保険の切り替えなど割とたくさんあります。
この部分がよく分からず面倒だからという理由で退職に踏み出せないという事もあると思います。
具体的な内容に関しては下記の記事にまとめたのでよろしければ参考にしてください。
会社を辞めた後にする手続きまとめ【失業保険や受け取る書類など】
最後に
最初はおすすめの退職理由に「介護職以外の仕事に就きたいから」「視野を広げたいから」などの理由も書いていましたが、
場合によっては介護に携わっているひとに対して介護を否定する印象を与えてしまう可能性があるなと思い削除しました。
今回は以上になります。
あなたが円満に退職出来るよう陰ながら祈っております。
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