介護職員のバックレ案件【実際にバックレた事がある人に当時の心境を聞いた】

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どうも、佐久間(@kaigo_webwriter)です。

僕は10年間程介護の仕事をしていますが、その中で介護職員として入社したものの、1日や1週間足らずでバックレていく人たちを山のように見てきました。

もちろんバックレがあるのは介護職員に限った話ではない事は承知の上ですし、実際に全くバックレのない事業所もありました。

が、経験上から言えば総じて介護職員のバックレは多いように感じています。

ということで今回は、このバックレ案件について「なぜ多いのか?」など色々と考察していきたいのですが、

同時に「実際にバックレた事がある人(今は友達)」にバックレた時の気持ちを聞いてみたりもしたので、その辺をまとめていこうと思います。

こんな人におすすめです!
  • 仕事が辛すぎて正直バックレたいと思っている人
  • バックレる側の心境が知りたいリーダーや管理者
  • 介護職員のバックレが多い理由を知りたい人

介護職員のバックレが多い理由

1番の理由は介護士の転職のしやすさから来ていると思います。

普通なら嫌な事があっても、前もって次の仕事を決めてから辞める事が多いですよね。

特に生活がかかっている人の場合であれば、辞めた後から転職活動をして万が一決まらなかった場合などは大変です。

ただ、介護士の場合だとその需要の高さからこの辺りを気にしなくても、面接に行けば受かるみたいな状況があるのが事実です。

仮に希望する条件の職場には行けなかったとしても、転職条件をある程度妥協すれば介護士の転職は容易です。

どんな職場でも嫌な事はありますし、バックレたいと思う事はあると思います。

ただ、その時に次の仕事の見つかりやすいという背景があると実際に行動に移しやすくなる。というのが介護職員のバックレが目立つ大きな原因なのではないかと考えています。

ちなみに、この記事を見てくださっている方の中にはもしかしたら「今すぐにでも辞めたい…」バックレが頭によぎっている方もいると思いますので、

次は僕が介護施設管理者をしていた際のバックレられ話をしていきます。

「相手はこういう感じで考えているかもよ」という視点で見てもらえればと思います。

決して「バックレは無責任で最低だ!」みたいな事は言いませんので安心して見てみてください(笑)

【バックレる前に見て】バックレられた時の管理者の心境

僕自身が介護施設の管理者をしていた時も少なからずバックレる介護職員はいました。

その時に1番強く抱いていた感情はやはり「己の力不足」ですね。

  • 言いたい事が言い出せなかったのではないか?
  • 何か気に障ってしまったのか?
  • 知らず知らずのうちに辛い思いをさせていた?

みたいな自問自答をしていました。

かえって「〇〇なんてあり得ないです、明日から行けません」などと言ってくれるケースの方がまだ原因が分かるのでありがたいと思っていました。

とりあえず「絶対に怒ったりはしないから相談してほしい」というのが少なくとも僕の心情ですね。

むしろ相談したいと思わせる環境を作れなかった自分が100%悪いと思っていました。

とまあ管理者がそんな風に考えているケースもあると思うので、もしかしたら相談してみる方がお互いにしこりを残さず辞められるかも知れないですよ!という事です。

実際にバックレた人から聞いた「当時の心境」

実は同じように僕が管理者をしていた時にバックレた職員(仮にAさんとします)なんですが、何故か今では良い友達となっている人がいます(笑)

ちなみにそのAさんは一見すると真面目な感じで変な話バックレるような人ではなさそうだったんですが、今回はバックレた当時の心境を聞いてみました。

⇒実際あの時何があったの?

Aさん

⇒本当は言いたい事があったんだけど言いにくくて、ほんとにごめんね。

⇒いや全然いいんだけど、言ってくれれば良かったのにとは思ったよ。

Aさん

⇒実際お前に言っても変わらなかったでしょ?管理者って言っても正直周りのお局たちに逆らえない感じだったじゃん。

Aさん

⇒何か言った所で立場が悪くなるだけだったよ。

⇒たしかに…ごめん(そこまで言わなくても)

Aさん

⇒いやでも何も言わないで逃げたのは本当に悪いとは思ってるよ。

Aさん

⇒でもやっぱり気軽に何かを言えたりする環境は必要だと思うわ。
俺みたいに一人で抱え込んでどうしようもなくなる前に、相談が出来てたら今でもお前と働けてたと思うし。

⇒まじか、じゃあ今度は俺らの手で一から施設を立ち上げますか!(笑)

Aさん

⇒うん、辞めとくわ(笑)

という感じでした。

施設立ち上げの誘いはきっぱり断られましたが、たとえ真面目な人でも一人で悩みを抱えてしまった末にバックレてしまうというケースもあるという事は伝えられたかと思います。

もし現在、職場のリーダーや管理者を任されている方には是非とも意見の吸い上げやカウンセリングなどは積極的に行って欲しいと思います。

最後に

今回は介護職員のバックレ案件について考察していきました。

悪いのは完全にバックレる側という事は言うまでもありませんが、

これを少しでも防いでいく為には、介護施設側でも、先ほど挙げたように「言い出しにくい環境」みたいな何かしらの原因を探る事は大切だと思いました。

という事で今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!