こんにちは、佐久間(Twitter)と申します。
過去8年間ほど介護業界で営業職として働いてきました。その中で有料老人ホームの営業も経験しています。
今回は、老人ホーム選びのポイントについて書いていきます。
ハード面は妥協しない方が良い
まずは、以下のようなハード面と呼ばれるポイントは妥協しない方が良いです。
✓立地条件
✓月額の利用料金
✓施設の設備関係
✓医療体制の有無
例えば立地条件で言うと、老人ホームを探している方が、比較の為などと遠くの施設の見学に行った際に、職員の対応や雰囲気が良くて気に入って入居しても、遠いので家族がなかなか会いに行けないというケースは少なくありませんでした。
利用料金についても同じで、長い目で見た時にこの辺りを妥協して老人ホームを選ぶと苦しくなってきます。
また、老人ホームを探す際は下記のような紹介センターを活用すると良いです。抱えている情報も多く利用料金は完全に無料です。
紹介センターの手数料は老人ホームが支払う事になっていて、利用する方にとっては得しかない仕組みとなっているので使う方が完全にお得です。
首都圏であれば【きらケア老人ホーム】 を使うのがおすすめです。
ソフト面は人手不足かどうかで見極める
老人ホームを選ぶ際の見学ですが、正直に言ってその日の1時間から2時間を見ただけで職員の関係性や雰囲気を見極める事は無理だと思います。
この辺りの問題は大体人手不足から来ている事が多いです。介護職の業務は多いので人手不足だとどうしても目の前の作業を処理するのにいっぱいになり、極端な話”良い人”でもキリキリしてしまう事があります。
あくまでも目安ですが、夜勤者の人数は重要かなと思います。
個人的な経験から、夜勤中に入居者30人以上を1人で対応している所などは慢性的に人手不足だったりします。
どちらにせよ、人員配置に関する事は必ず見学時に担当者に聞くようにしましょう。
人手不足から来る問題
・会話やレクリエーションがほとんどない
・職員の雰囲気が暗い
・入居者の雰囲気も暗い
・入居者がいつも同じ服を着ている
・施設が臭い
・掃除が行き届いていない
人手不足の施設は以上のようなソフト面がガタガタだったりします。
たまに、人手不足でも雰囲気が良かったりする施設がありますが、それは施設長や管理者が相当腕利きのパターンに限られます。50施設あって1施設あるかないかです。
見学時に上記の問題が一切無かったとしても、見学時だけの特別演出の可能性もありますので気をつけてください。
人手不足かどうかを見極める2つ目のポイントは”行事の多さ”です。
施設側は人手不足になってきた時は行事を中止していく事が多いです。
クリスマス会や、夏祭りなどの行事が盛んに行われている施設は人手が多いイメージがあります。
内容云々も大事ですが、行事の絶対数などで人手不足かどうかを確認する事もポイントですよ。
まとめ
今回は老人ホームを選ぶ際は見るべきポイントがたくさんあるので非常に疲れてしまうとは思いますが、立地条件や費用などのハード面と人手不足かどうかだけは妥協せずに選んで頂ければと思います。
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