こんにちは、佐久間と申します!
介護業界歴は10年以上(現在も介護業界)です。
今回はタイトル通り「先輩によって教える事が違う」という介護職の新人が抱えやすい悩みについて、原因や対策などを回答していきたいと思います。
「先輩によって教える事が違う」そもそもの原因は?
まずはなぜこのような事が起こるのかという事ですが、単純にマニュアルが無い事が原因です。
完全に会社の責任なんですよね。
マニュアルと言うと大袈裟な気もしますが、せめて新人に教える業務手順などは最低限統一しておくべきだと思います。
つまり、会社側がそれを問題として認識しない限り、どんな人でも新人時代はこの悩みが付きまとってしまいます。
例えば会社が、
- マニュアルを作成・更新して職員間で連携している
- マニュアルは無いが先輩職員同士で連携を取り、新人への教育内容を統一している
- 会社がプリセプター制度(※)を導入している
などのような取り組みをしていれば、新人はこのような悩みを抱えずに済みます。
適当にやり過ごすのが一番
そして、ただ教える事が違うだけ(「どのやり方でも良いよ」みたいに言ってくれる)。という事ならまだ新人の被害は少ないですが、先輩によっては「それ違うでしょ!」みたいに言ってくる人もいて、これが悩みになる種なんだと思います。
もし今そんな感じで悩んでいるのならば「適当にやり過ごす」のが良いと思います。
逆に上司に不満を漏らしたりするのは個人的な経験上、得策ではないです。
上司の中には、新人の不満をそのまま該当の先輩に伝えるような人間もいて、そうなると人間関係が急速に悪化してかなり働きにくくなります。
あくまでもその職場で続けていこうと思うのならば、適当にやり過ごしながらせめて1ヶ月は様子を見た方が良いです。
そうすれば、意識せずともこの悩みは自然と消えていた。という事が僕自身は多かったです。
しかし、適当にやり過ごす事も出来ないような凄くキツイ物言いをされたりする職場であれば転職を視野に入れるべきでしょう。
中にはそういった腐った職場もあるのが事実ですので、そうと感じたら一刻も早く見切る事も大事な側面です。
結論としては、その職場で続けていこうと思うなら穏便に。という事です。
僕自身の実体験【適当なやり過ごし方】
そこで「いや、B先輩にはこう教わったので…」と答えると絶対に良い方向に行くとは思えなかったし、「すみません、間違えました。」と言っても余計に怒られそうだったので、
僕が取った言動は「え、あっ違っすみません!本当にすみません、しっかりメモ控えるのでもう一回だけ教えてください!」みたいに勢いだけでその場をしのいでいました。
多分、こう言うと「じゃあ前回はしっかりメモ取らなかったのかよ」みたいに思う方もいらっしゃると思いますが、勢いさえあれば何とかなります(熱心さというか)。
逆にしんみりした感じだと、どんな回答でも地雷を踏んでしまいそうな気がします。
答える事が何であれ、明るく振舞っていれば大体は上手くやり過ごせていました。
次第にA先輩、B先輩の両方のやり方を覚えて、その人たちの前ではそれぞれのやり方をしたり、価値観や考え方など色々な事も見えてきて自然と対応出来るようになったのでこの悩みは消えました。
もちろん、こんな風にかなり気を使う時期はあくまでも新人時代だけだったので、あまり深く考えすぎないようにして欲しいなと個人的には思います。
まとめ
今回は介護職の新人が抱えやすい「先輩によって教える事が違うという悩み」について深掘りをしていきました。
記事を書いている内に「これはそもそも会社の責任なのに、なんで新人側がこんな気苦労を背負わないといけないんだ」と若干イライラしてきましたが、
本当にその職場に就いた初期の段階でのみ発生する事象なので、少しだけ辛抱すれば自然と解決する悩みだと思います。
だからこそ無理に向き合う必要はありません。
適当にやり過ごしながら徐々に仕事を覚えていけば良いだけです。
ただそうは言っても、中にはひどい言い方をしてくる人もいたりするので、目に余るようなら転職も視野に入れて欲しいです。
という事で今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを書く