介護士は非常に需要が高いため、転職自体のハードルはそこまで高い方ではありません。
中には、転職活動を開始して1社目で内定が出たのでそのままその会社に入った。みたいにとんとん拍子に進むこともあります。
しかし、求人の比較をあまりしないで入社したり、リサーチ不足であったりすると、
などの失敗をしてしまう可能性があります。
そこで今回は「転職の失敗を防ぐための対策」について詳しく解説していきます。
介護士への転職を失敗しない為の対策【5つのポイント】
転職の成功・失敗については、人間関係など実際に入社してから分かる事もあるとは思いますが、
転職前にも出来る対策があり、それにより入社後の大きな失敗を防げるのも事実です。
それでは早速、転職対策を以下の流れで解説していきます。
① 転職条件をしっかりと決める
② 転職条件を譲れないものと妥協しても良いもので整理する
③ 求人サイトを活用する場合は信頼性を確認する
④ 会社の情報収集は必ず行う
⑤ 職場見学は必ず行い、気になる事は事前に聞く
転職条件をしっかりと決める
転職活動を行う場合、すぐに求人を探し出すのはおすすめ出来ません。
転職に失敗しない為には、まずは転職条件をしっかり決める事から始める必要があります。
転職条件の代表的な項目は、
が挙げられます。
基本的ですが、可能な限り各項目について自分の条件を固めておく事が非常に重要です。
悪い例としては、
みたいに、ざっくりと転職条件をイメージしてしまうと運が良ければ良い職場に当たるのですが、そうでなければズルズルと妥協してしまう事になりかねません。
経験上、これらの条件を妥協して転職してしまうと、
入社後に何か嫌な事があった時に「この職場はメリットが無い」と感じてしまいすぐに辞めたくなってしまう事が多いです。
転職条件を譲れないものと妥協しても良いもので整理する
もしも事前に決めた転職条件全てにマッチする職場が無事に見つかればOKなのですが、
転職条件のハードルが高ければ高いほど求人は見つかりにくいものです。
その為、転職条件を以下の3つに整理しておく事をおすすめします。
例えば「希望年収は確保したいけど、勤務地はある程度遠くなっても構わない」という場合などでも、
最低ラインは決めておかないと入社後にじわじわと大変になってきてしまい後悔に繋がってしまう事があります。
求人サイトを活用する場合は信頼性を確認する
各転職情報雑誌やハローワークで求人を探す場合はこの項目は不要なのですが、
もしインターネット上での求人サイトを活用する場合は、
以上の2つを満たしているかは最低限確認してください。
厚生労働省認可であれば安心して活用出来るのは言うまでもありませんが、介護の仕事の求人数が多い事も重要なポイントです。
出来る限り多くの求人を見る事・比較する事は転職成功においての絶対条件なので、可能な限り求人の分母は大きい方がベターです。
なお下記の記事では介護業界専門の求人サイトをまとめています。もちろん上記の条件を満たしており、さらにこちらの求人サイトであれば転職コンサルタントが自分の転職条件に応じた求人を探して紹介してくれるというサービスが無料で受けられます。是非参考にして下さい。
会社の情報収集は必ず行う
まずは、インターネット上で会社のホームページを確認しましょう。
会社の規模や、運営している施設の種類・数・行動指針などが分かります。この点について事前に分かっていれば面接時にも活かす事が出来ます。
次に会社の口コミを調べます。
「現在、働いている」もしくは「過去、働いたことがある」人による会社の口コミサイトがあります。
有名どころだとエンライトハウス(運営はエン・ジャパン株式会社)というサイトが挙げられます。
会社の口コミサイトを調べれば、裏情報などが分かったりするので必ず調べるようにして、極端な話ですがブラック介護施設ではない事を確認しましょう。
職場見学は必ず行い、気になる事は事前に聞く
介護施設へ転職する場合は一般企業とは違い「面接前に職場見学」を行う事が出来ます。
なお職場見学は採用担当者が対応する事が多い為、面接をする前にアピールするチャンスにもなりますし、施設全体を見て想像と違えば辞退する事も出来るのでマストで行うべきです。
もちろん職場見学時に気になった点があれば迷わず質問をして不安要素は消し込んでおきましょう。
まとめ
今回は介護士への転職を失敗しない為の対策をご紹介させていただきました。
転職を考えている際は、まず転職条件を明確にし、出来るだけ妥協せずに探していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを書く