こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)です!
これから介護の仕事をしてみようという方の中には、
介護の職場の多さに「どの職場が自分には向いているんだろう?」という悩みを持たれている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は実際に働いていた事がある“デイサービス”と“有料老人ホーム”について様々な面から比較していきます。
職場を決める際の参考にしていただければと思います。
【デイサービスvs有料老人ホーム】4項目で比較します
今回はデイサービスと有料老人ホームで、正社員の介護職員として働く場合の比較を、
- 勤務形態
- 給料面
- 業務内容
- 利用者の要介護度
この4つの項目でしていきたいと思います。
勤務形態
まずデイサービスですが、基本的には日帰りのサービスとなります。
よって勤務形態は日勤のみとなり、デイサービスの定休日があれば働き手も休みになります。
イベントの準備や書類整理などで残業が発生する可能性もありますが、
有料老人ホームなど24時間営業の施設と比べると夜間の緊急対応などがないので、突発的に発生する残業は少ないです。
有料老人ホームの勤務形態ですが、やはり24時間を通してサービスを提供しているので、
- 早番
- 日勤
- 遅番
- 夜勤
などの4交代制や3交代制のシフト制をとっている施設が多いです。
場合によっては【夜勤⇒夜勤明け⇒早番⇒夜勤】のようなきついシフトになる事もあります。
また経験上、休みに関しても固定休(毎週月曜日は休みなど)は取りにくかったです。
という所から勤務形態的には勤務時間や休日が安定しているデイサービスの方が働きやすいと言えますね。
給料面
この点はやはり夜勤の有無に左右されてきます。
深夜勤務は割増が義務なので、有料老人ホームの夜勤でも同じく給料は割増されてきます。
一般的には夜勤に1回入ると、5,000円~9000円の夜勤手当が基本給にプラスされます。
デイサービスと有料老人ホームで基本給が同じだとしても、この夜勤手当によって
有料老人ホームの方が給料が高くなりやすいと言えます。
しかし、給料に関してはデイサービスや有料老人ホームなどの形態が..と言うよりは会社の規模や経済状況などの影響が多いです。
給料面でも良い条件の職場を探す為には、まずは良質な求人を見つけないといけません。
その為には介護専門の転職サイトを活用する事が一つのポイントです。
下記の記事ではおすすめの介護専門の転職サイトをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
給料が高い職場も見つかるかも知れません。
【厳選】おすすめ介護転職サイト|10通りの目的から使うサイトを決める
業務内容
デイサービス、有料老人ホームの共通的な業務内容としては、
- 身体介助(入浴、食事、排泄の介助など)
- 生活支援(居室清掃、洗濯など)
が挙げられます。
有料老人ホームの場合はこれらがメインとなりますが、
デイサービスの場合はさらに、
- 送迎
- レクリエーション
この2つの業務も担当する事があります。
送迎に関しては専属のドライバーを雇っている施設もあるのですが、
レクリエーションに関してはほぼ確実に行う事になると思います。
この点に関しては得意不得意が分かれる部分ですので、デイサービスでの勤務を考えている場合は出来そうかどうか一度考えてみましょう。
利用者の要介護度
基本的には有料老人ホームの方が要介護度は高めです。
なぜなら家族が家で介護しきれなくなった場合に有料老人ホームに入居を検討されるという方が多いからです。
より具体的に解説すると、
デイサービスや訪問介護などは在宅介護サービスと呼ばれますが、
要介護度が低い内は必要に応じ、このような在宅介護サービスを利用する事で家族が家で面倒を見る事が出来ます。
しかし、要介護度が高くなってくると、
- 24時間の見守り
- 医療行為
- 緊急時の備え
などが必要になってきます。
そのような背景からデイサービスに比べて有料老人ホームの方が利用者の要介護度は高めになっています。
つまり、有料老人ホームの方が身体介助面での負担は大きいとなります。
結論:どっちがおすすめかは『目的』によって決まる!
「デイサービスと有料老人ホーム、どっちがおすすめなの?」という疑問に対しての回答としては⇒「目的による」となります。
今回の比較を分かりやすく表にまとめてみました。
比較項目 | デイサービス | 有料老人ホーム |
勤務形態 | ◎ | △ |
給料面 | △ | ◎ |
業務内容 | レクや送迎がある | 身体介助面での負担が多い |
利用者の要介護度 | 低 | 高 |
一般的にはこのようになります。
しかし中には、
- デイサービスだけど給料が高い職場
- 有料老人ホームだけど夜勤に入らなくても良い職場
などもあるのは事実です。
先ほども紹介しましたが、介護専門の転職サイトを上手く駆使してより自分の条件に合った職場を見つけてください。
という事で今回は以上になります。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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