どうも、佐久間(@kaigo_webwriter)です!
現在も含めて介護業界で約10年間働いています。
今回はそんな自分が「介護の仕事を辞める人の特徴」をまとめていきます!
この記事はどちらかというと、これから介護士を目指す方向けの内容となります。
これらの特徴を踏まえて、自分に介護の仕事が合っているかなどを考えて欲しいなと思います。
介護の仕事を辞める人の特徴5選
以上の5つです。特徴というか辞める理由と言い換えられる気もしますが、順に見ていきます。
人間関係に疲れた人
介護士は常に人(利用者)と接する仕事です。
そんな日々の中で人間関係に疲れてしまう時は誰にでもあると思いますが、
さらに具体的に言えば、
- 繊細な人
- 色んな事に気づく人
- 優しい人
のような本来は介護士に向いているような人の方が、人間関係に疲れてしまいがちです。
自己犠牲を払ってしまったり、ストレスをため込んだりしてこの仕事を辞めざるを得なくなるケースがあります。
長年介護の仕事を続けている人を見ると良くも悪くもメンタル強めの人が多いと感じます。
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また、職員間の人間関係に疲れたという人もいます。
もちろん全ての職場がそうではないですが、
- 無視をされたり
- 陰口や悪口を言われたり
みたいな事は実際にありますし、自分自身経験したこともあります。
職場事情に関しては、転職エージェント等を駆使して情報収集するのがおすすめです。
それ以外にも介護士の転職を様々な面からサポートしてくれる転職サイトが増えてきていますので、使わなくても情報として持っておく事に損はないと思います。
下記の参考記事から確認してみてください。
収入面で不満を持っている人
現在は介護士の平均給料も上がっていますし、実際に高年収の方もいらっしゃいます。
問題は成果が収入に反映される仕事ではないという所です。
例えば、営業職なら毎月の契約数に応じてインセンティブ手当が付いたりしますが、介護士の場合は役職を付けたりしないと目に見える昇給は難しいです。
このように、がっつり働いて、目に見える形ですぐに収入に反映させたいという人の場合、
「これだけ頑張っても給料が上がらないなんてやってられない」とモチベーションを落とし、
介護の仕事を離れていくケースがあります。
プライドが高い人
介護の仕事はよく正解がないと言われます。
確かに、利用者に対するケアのアプローチなどは様々な方法があり、ケースバイケースで柔軟な対応が求められます。
どんな時も常にマニュアル通りとはいきません。
しかし、そんな中で「私の方法は絶対に正しい」みたいなスタンスを取ったり、
自分の非は認めたくない、相手の意見は聞かないといった感じであれば、
職員間連携が必須の介護業界で働いていくのは不可能に近いです。
また、介護の仕事は、
- おむつ交換
- 吐しゃ物の処理
などもしなくてもいけませんので、
「こんなの私(俺)には出来ない!」みたいな人にこの仕事は続きません。
厳しい言い方ですが、プライドは捨てて臨んだ方がこの仕事は上手くいく事が多いです。
生活リズムを整えたい人
施設形態や働き方にもよりますが、
介護の仕事は「早番・日勤・遅番・夜勤」のシフト制の事が多いです。
例えば、夜勤明けで次の日が早番だったりと生活リズムは崩れがちになります。
生活リズムを整える必要性が出てきた時に(健康・結婚・育児など)で辞めざるを得ない人もいます。
ただ、このようなワークライフバランスは年々重要視されており、
働き方改革を実施したり、様々な休暇制度を提供している会社があるのも事実です。
別の仕事に挑戦したい人
介護の仕事で身に着けたコミュニケーションスキルなどを活かして別業種へ転職する人もいます。
全く別とまではいかなくても介護の仕事を続けてケアマネージャーになったり、
関連性のある看護師や理学療法士などの道に進む人もいます。
どちらにしても介護の仕事を通じて見えてきた道だと思うので良い事だと思いますが、
こういった理由から介護を離れる人もいます。
まとめ
介護の仕事を辞める人の特徴を確認して、転職前によく考える事をおすすめします。
また、「介護の仕事は誰にでも出来る」とよく言われますが、
実際やってみると「思ってたよりもきつかった」という事があります。
「誰にでも出来る」かも知れないけど「誰にでも続けられる」訳ではないので注意が必要です。
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